解説

直近の料金と、2022〜23年の燃料高騰で比べる

直近12か月の条件と、2022〜23年に起きた燃料高騰を再現した条件で比べています。

「高騰」は、燃料価格が大きく上がった2022年1月〜2023年12月のデータを使う条件の名前です。

直近の料金データと、2022〜23年の燃料高騰期のデータ

比較に使っているデータ

直近12か月の条件

2025年11月分
〜2026年10月分

直近12か月の燃料費調整単価など

各月の公表値を使って、今のプランの1年分の料金を計算します。

2022〜23年の燃料高騰を再現

2022年1月
〜2023年12月

燃料価格が大きく上がった時期の24か月

この時期の燃料価格を、今の燃料費調整の計算式に当てはめます。

基本料金・電力量料金の料金表は、どちらも2026年11月以降のものにそろえています。

「直近12か月」は、比較の基準に使う期間です。

この期間にも燃料価格は変動しているため、「平常時」という呼び方は使っていません。

「高騰」の条件には、燃料高騰期を含む2022年1月〜2023年12月の価格データを使います。

過去に起きた燃料高騰が今のプランでも起きたら、電気料金にどのくらい差が出るかを調べるためです。

この期間の価格変動をまとめて使い、24か月すべてを同じ高値に固定する計算ではありません。

計算するのは当時の請求額ではなく、今のプランに当時の燃料価格を当てはめた料金です。

従量電灯は今の約款の上限で止め、上限のないプランは上限なしで計算します。

5年・高騰1回は、2022〜23年の燃料高騰を1回再現

このサイトでは、2022年1月〜2023年12月の価格データを24か月分使うことを「高騰1回」と数えます。

5年の比較なら、燃料高騰を再現する2年分と、直近12か月の条件を繰り返す3年分の合計です。

5年間のうち、2年間に過去の燃料高騰を当てはめる
直近の条件
1年分
直近の条件
1年分
直近の条件
1年分
2022年の
燃料価格
2023年の
燃料価格

濃い色の2年分で「高騰1回」です。図は期間の内訳を示したもので、高騰が起きる順番を予測したものではありません。

高騰なしなら、直近12か月の条件を5年分繰り返して計算します。

高騰2回なら、2022〜23年の価格データを2回使った4年分と、直近の条件の1年分です。

3年に高騰2回など、選んだ期間に収まらない組み合わせは計算できません。

高騰の回数は、将来どのくらい起きるかという確率ではありません。

診断では回数を変えて、条件によって得になるプランが変わるかを確かめられます。

直近の条件で安くても、燃料高騰を再現すると逆転することがある

従量電灯と比べて直近12か月の条件で安いプランでも、燃料費調整に上限がない場合は、2022〜23年の燃料高騰を再現すると差が縮まったり、高くなったりすることがあります。

仮のプランで、5年間の差を計算すると
直近の条件で年2,000円安い × 3年
6,000円安い
2022〜23年の燃料高騰を再現した2年分の差
9,000円高い
5年・高騰1回の合計
3,000円高い

数字は説明用の仮定です。実在するプランの比較結果ではありません。

実際の差は、エリアの上限と燃料価格、プランの料金表や割引によって変わります。

2022〜23年の燃料高騰を再現しても上限に届かないエリアもあります。

乗り換えのデメリットでは、エリアごとの計算結果を紹介しています。

「市場価格が高い年」は、別の条件

市場連動型のプランでは、「市場価格が高い年」という比較も載せています。

これは卸売電力市場の価格が、12か月続けて2022年12月の水準だった場合です。

2022〜23年の燃料高騰を再現する条件とは、使う価格も期間も異なります。

この比較の従量電灯は、2022年12月の燃料価格を今の燃料費調整の算式と上限に当てはめ、12か月分を計算しています。

市場連動型のプランを診断するときは、2022〜23年の燃料高騰を再現した計算がないため、移り先を直近12か月の差で選んでいます。

「燃料価格が高い年」は、2022年12月の燃料価格が12か月続く別の条件です。

用語ごとの定義は用語集の「比較の前提」にまとめています。

計算の前提と出典

このページは、Kilowiseの計算方法と出典で定めた比較条件を説明しています。

過去の価格を当てはめた計算で、将来の料金を予測するものではありません。

使用量、割引、未公表の料金表の扱いも、計算方法のページに記載しています。

燃料価格を料金に反映する仕組みは燃料費調整とは、上限の違いは燃料費調整の決まり方をご覧ください。